TNX「クライオニクス」プレイレポート的

緋ニッキの「RSS」から、クライオニクスをプレイ。RL視点のネタバレはできるだけ回避したレポート。
シナリオはここからダウンロードできます。

 (PDFにある)テストプレイその他他レポートなどではフェイト=フェイト=フェイトの名探偵でも解決できなかった云々ってあるけど、「あれは印象操作気味なインパクトがあるよなー」ということが第一に言いたいことですかね。

 シナリオ文法的にも通常のTNXのシナリオで、PLの能力に頼った難解さを伴うような推理モノではないので、フェイトのPLが自信がないからと言って極端な方向で準備する必要はない(保険を意識して万能系の神業や《ファイト!》などを入れておくことを否定するわけではないけど、《真実》を出来るだけ多く確保するとか、そういう極端に走らないと解決至難でもない)印象でした。

 要するにこのアクトのアクトルールの意図は《真実》の使い方を限定することによって、一定のベクトルを持たせた「楽しいアクトをつくろうね」って話だと思うとよいのかもですね。
 「犯人は**だ!」という方向がわかってるのだから、キャストの選択は多少狭まるけど、逆に共有はすごいとりやすいし、セッションハンドリングはしやすいという利点も出るので、RLとPC1の難易度はグッと下がる。
あと、PLもいろんな情報をメモしたり、PL間での意見の出し合い(演出し、判定するのはフェイトがいいけど、そこに至るまでの助力は他PLにもとめてもいいし)なんかも重要。

なお、RLとしては別にアンフェアにやったつもりはなしに《真実》1発できちんと名推理されましたので(皆さんかなり人物周りの情報のチェックと共有は取られた模様)ご報告。