珍妙な一団による珍妙なキャンペーン

レギュレーションもさることながら炎術師もねぇ風術師もねぇ刀士も獣甲も神語もねぇ!
という珍妙な構成で開始された新ゲヘナAnキャンペーンのレポ。
 
レギュレーションはこんな感じ↓

・PCたちは雑芸団のキャラバンで旅をしつつ任務をこなすチームである
・初期作成+3ランク3フリーポイント+1000Di(7ランクスタート)で作成
・「+3ランク」は必ず《雑芸術/●●》にランクを割り振らないといけない
・各人の雑芸術はかぶらないように調整すること
・成長は3ランク3フリーポイント+ボーナスで「雑芸術用の」1ランクの可能性があり。

で、できたのがこんな面々

・クトゥブ・ファム・アル・フート(クトゥブ)【蛇杖鷹使い/人間】
 メンバー中一番年かさで禿で髭。雑芸術を見せてる脇で賭場を開いている。
 構成的には無難ですな。命中重視のケレン味のない覇杖闘士。
 
・サクア(サクィエル)【水芸使い/堕天使】
 水色の半透明の翼を持つ水芸使い。誰かが何かを燃やすとそれを凍らせたがる芸を見せる。
 この時点で無難とかそういう話が吹っ飛ぶ。ジャハンナムの砂漠の真ん中でよくも…と思ったが案外海妖が横にいればどうにかなるんじゃね?という解釈になって1安心。
 最も今後は風術中心に伸ばすそうですが。
 必殺のアイスバルカンこと【貫き倒す魔氷】は割と協力。
 
・カスタナ【暗殺ジャグリング海妖使い/人間】
 スカーラ【海妖】
 たしか幼女海妖使い&幼女型海妖。【水と風】の能力があるおかげでサクアの水芸が生きる。水もしたたるいい幼女・・・だめだな。いろいろ。
 筋力低めなのでジャグリングで投げてもいまいちダメージが出ないのが悩みどころ。
 
・ハラフ・アーレフ・アル=クード【火吹き/銀糸の民】
 Rizaキャラ。色粉を水に溶かして吹き付けるスプレーアートの芸を持つ。
 銀糸の民で強靭:5とか頭悪い構成ですが、7ランクあれば【豪息】【優息】をきっちりおさえておけて、【加息】用の闘技チットも【激しく、昂ぶれ】で確保の目途は立ってるので決して悪くはないのです。ただし初期では【延息】がないので近接火吹きのみ。

 そんな面々に課せられた任務は「10年に一度降る雨の雨上がりにのみ咲く白炎の花を摘んでこい」というもの。
 これがまぁ苦難の道のりなのかどうか。砂漠を3日も歩いていくような場所に咲くという情報こそ貰ったものの道中遺跡あり谷ありの変化にとんだ地形が待ち受け、砂嵐に巻き込まれ遺跡にヌドは出るわ…それでも早く行かないと花はあっという間に枯れるという話なのであまり休みもせずに歩く一行という構図。
 しかし問題の花を摘んだあたりから雲行きがあやしくなる。火の花と聞いてメィーダが飛んでくるのはいいんですが「3匹と10匹(2単位)」も来やがりまして…連撃くらってぎりぎり立ってられたのは強靭力の賜物でしたよええもう。
 さらに後ろからひたひたと付いてくる享受者2人組の夜襲とかあったり。
 幸いこちらはなんとか相手を捲いて帰ることができましたが、いやぁ工夫の余地の少ない低ランクなだけあって、いろいろひやひやでした。
めでたくたくさんの花を持って帰れたので4ランク3フリーポイント獲得。【瞬息】まで取って回復火吹きとしてまた1歩進める…かも。