煉獄四方山話(1)ー厳密に言い出すとこうなる

※かなりルール的に「そう考えないだろうjk」という話です。詭弁は用法用量を守って正しく使いましょう。
※詭弁は直接的に虚燃現象にならないよなぁ・・・
 

 
さて、初回は【戦闘援護式、召喚】で獣甲闘士の幻を呼び出してみましょう。彼(彼女)には「ちょっと面白いこと」を話してもらうつもりです。
・・・あー。15秒しか呼べないので、言ったことの補足はこちらでします。
では、召喚!
 
「ルール的には連撃しかできない訳だが・・・まぁいいだろう。
 1)この攻撃は獣甲闘士が行っているが《獣甲術》で連撃してるわけではない
 2)というかこの攻撃は連撃なんだが装甲が無効
 3)【貫き焦がす炎】で援護されても困る
 4)攻撃の射程も移動力も明記されてない(近接攻撃とも射撃攻撃とも書いてない)。仮に近接攻撃なら術者の至近距離にしか攻撃できない。
 ・・・ということだ。さらば!」
 
なんかご無体なことを言ってるな。とりあえず上から順に。
【戦闘援護式、召喚】で呼んだのは獣甲闘士だが、「どのように攻撃する」とは触れられていない。実は愧拳術で殴ってるかもしれないし、ソードダンスでもなんでも可能性としては「アリ」になります(連撃していることは確か)。そして魔術により発生するダメージで、幻鏡術の例外たる【攻撃構成式、〜】でもないので、抵抗は精神抵抗、ダメージは装甲無効になるという筋書き。ちなみに強制力が最高になったときに出る人影が振り下ろす拳も同様の扱いですが、その間にある「仲間」の幻については議論の余地があります(行動に必要なデータが一式そろっており、何でどう行動するかということが検証可能なため)。
 さらに、魔法であるからにはダメージに「追加ダメージ」がないので【貫き焦がす炎】がダメ。他人の攻撃の効果値を増やす術があったかどうかは忘れましたが(よく間違えるのですが【傷を広げる風】は術者のみなんだよなぁ)、よしんばあってもダメージが効果値に依存するとはどこにもないのでダメージは増えません。単に「ダメージが増える」とあれば話は別かもしれませんが、そんな術もあったかどうか・・・。
最後の点についてはやっぱり定義されてないものは定義されてない。移動攻撃しようにも移動距離が書いてない。攻撃しようにも攻撃については射程が書いてない(これに元魔術の射程を当てはめると術者フルボッコの図にしかならない悲しいことになる)とないないずくめです。
 
まぁさすがに今更質問をSNEに投げてお手を煩わすのもアレなので、普通は
・たぶん獣甲術による近接物理攻撃の連撃で、判定数などは不明だが「命中値」と「追加ダメージ」と「基本ダメージ」を持つ。
・当然装甲有効。
・武器攻撃だが武器タイプは「なし」とする(このレベルだと頤が有力だが)。
・移動距離は適切な獣甲を装備しているとして算出する。
 絶飛滅が有力(高速飛行相当、戦闘移動100m)だが、「術者から30m以上離れて行動できない」
 という制限を忘れてはならない。また、移動距離の算出だけに使い、「機動戦闘」を得るとかいう
 記述は無視した方が多分幸せではないかと。
 
という無難なところにおさめるべきだろうなぁと思ってはいるんですよ?