オススメ書籍の解説
Swift逆引きハンドブック
Swiftの逆引き本。同様の逆引き本「現場ですぐに使える!Swift逆引き大全555の極意」が[**の極意]という単位でインデックスされているのに対して、文字列、ファイルなどの機能単位でのインデックスがされているので、目次や索引に頼らずともある程度逆引きしやすいという点で優れていると思います。
逆引き本は言語や文法の基礎がわかってれば非常に使いやすい最小単位の部品を多数提供してくれるので、Swiftを使うなら持っていて損はない1冊かと思います。
Swift+Core DataによるiOSアプリプログラミング
タイトル通り、SwiftによるCore Dataの取り扱いに的を絞った解説本です。
本当にCore Dataピンポイントなので「Core Dataを知りたい!」という場合でなければあまり有用ではありませんが、スクリーンショットを多く使った400ページの単一機能解説本というのは貴重だと思います。
iOS×BLE Core Bluetoothプログラミング
BLEとCore Bluetoothにフォーカスした本で、前述Swift本と同じ単一機能フォーカスの本になります。
Appendixを含めて、技術の根幹部分から丁寧に解説されているので、Core Bluetooth系の開発をする場合は手元にあって重宝する1冊になると思います。
iOS位置情報プログラミング
iBeacon、ジオフェンスなどのいち情報プログラミングから、Online to Offline(O2O)サービスに関することに特化した内容。iBeaconそれ自体は新しい技術なので、こういう解説書はかなり希少になります。
また、GeoFakeのベータ版を用いたGPSアプリのデバッグについても書かれているので、GPSトラッキングに関するデバッグに関して苦労している開発者には価値ある情報を含んでいるのではないかと思います。
iOSアプリ テスト自動化入門
テストの自動化に関する書籍の中ではかなり内容が充実している本です。UI Automationからテストユニットの使い方、後からテストユニットを追加する場合の方法など、手順ベースでiOSアプリのテストについて書いてある本です。
入門とありますが、テストの方法論等には細かく触れている本ではありませんので、テストの実地や計画に関する知識は前提として必要になると思います。
iOS アプリ開発逆引きレシピ
参考サイトの紹介もあり、逆引き本の中ではかなり充実度が高い本に思います。
サンプルを理解してアレンジ・実装するだけの力がある人なら、未経験の分野の処理でもスムーズに実装コードが書けるようになる、という感じの本です。
公開日:
最終更新日:2016/03/19