NSAttributedStringをローカライズする方法
公開日:
:
最終更新日:2016/02/05
Tips NSAttributedString, Xcode
NSAttributedStringをLocalizeするうまい方法はないものかと探したら、これが手軽かなと思った方法に出会ったのでご紹介したいと思います。NSAttributedStringの元になるStringをHTMLで記述する方法の応用で、元になるHTML文をLocalizeすることでAttributedStringもローカライズされるという寸法です。
ソースコードの基幹はこんな塩梅で、This is a pen.というテキストを得ることができます。
NSString* string = "This is a <b style='color:red'>pen</b>.";
NSAttributedString* attrString = [[NSAttributedString alloc] initWithData:[string dataUsingEncoding : NSUnicodeStringEncoding]
options:@{NSDocumentTypeDocumentAttribute : NSHTMLTextDocumentType}
documentAttributes:nil
error:nil];
こうやって得たAttributedStringをUILabelに入れると、英字部分(今回の場合、全体に見えますが)のUIFontの設定が崩れるため、その設定をきちんとやりなおす(IB設定を使わないと割り切る)必要があるのでその点は注意が必要になると思います。
関連記事
-
-
UISplitViewControllerの仕切り線の色を設定
UISplitViewControllerで、iPadを横向き(Landscape)にしたときの2つ
-
-
画面回転をしたあとに、UITextViewの先頭を表示する
回転によりサイズが可変するUITextViewで、縦向き(ポートレイト)から横向き(ランドスケープ)
-
-
UICollectionViewのヘッダとフッタの設定
UICollectionViewで慣れないのがヘッダフッタで、毎度「どうやって設定するんだっけ…」と
-
-
plistファイルに色を入れる
plistファイル中にUIColorを入れたい!という場合。普通RGBAの値を数値で入れるとかするけ
-
-
StoryboardからPopoverを作っても位置合わせコードは必要
これだけだとわかりづらいんですが。 XcodeのStoryboardから、Segueを"Prese
-
-
Bitbucket課題の記法サンプル
Bitbucketの課題、およびwikiで利用できる記法についての記事です。 利用できる記法に
-
-
NSDictionary/NSMutableDictionaryの”valueForKey:”と”objectForKey:”の違い
表題にある通り、似ていて混同する(そして、取り違えても「たいてい」普通に動作する)NSDiction
-
-
ENMLからHTMLへの変換
最近EvernoteAPIをいじっているので、コレに関するノウハウをとりあえず断片的に引っかかったと
-
-
Realmで==ができなかった
最近Realm Swiftを使ってて、引っかかったところがあるのでメモ。 Realmのオブジェクト
-
-
UIButtonのLocalizeに関するTips
Storyboardに設置したUIButtonのタイトルのLocalizeをしてたのですが、英語では
